研修概要
「食材クエスト」は、千葉県銚子市を舞台に、農業・漁業・醸造などの一次産業の現場を巡りながら、SDGsや地域課題について主体的に考える体験型企業研修です。
参加者はチームに分かれ、電動自転車で銚子の町を巡り、農家・漁師・醸造家など地域の生産者を訪問します。生産者との対話を通じて、気候変動、担い手不足、規格外野菜、資源保護、地域産業の継承など、現場が抱えるリアルな課題や取り組みに触れます。さらに、自分たちで食材を調達し、持ち寄った食材を使った調理や交流、振り返りまでを行います。
座学でSDGsを「知る」だけではなく、地域を歩き、人と出会い、話を聞き、チームで考え行動することで、社会課題を「自分ごと」として捉えることを目指します。
研修の目的
地域の一次産業が抱える課題を実際の現場で体感することで、SDGsや地域課題への当事者意識を高めます。
また、決められた答えやルートに従うだけではなく、自分たちで考え、生産者とコミュニケーションを取りながら行動するプロセスを通じて、主体性・課題発見力・コミュニケーション力・チームワークを育みます。
日常の職場とは異なる環境でメンバーと協働することで、普段は見えにくい互いの強みや考え方を知り、組織内の関係性を深める機会にもつなげます。
食材クエストで得られる4つの学び
① 地域の課題を体感する
規格外野菜や醤油産業の継承、人口減少、担い手不足など、地域が直面している課題を生産者から直接学び、「自分なら何ができるか」を考えます。
② 最前線の「食」とSDGsを学ぶ
規格外野菜の活用、ビール粕の再利用、獣害、資源保護、気候変動など、食と地域の営みを通じてSDGsを具体的に理解します。
③ 主体性を育む
自分たちで町を巡り、生産者と出会い、食材を選び、調達します。「与えられる研修」ではなく、自ら考えて動く体験によって主体性を引き出します。
④ チームで動く力を高める
チームで役割を分担し、食材調達から調理、発表までを協力して行います。自然なコミュニケーションや相互理解を生み、チームビルディングにつなげます。
主な研修・体験内容
研修では、まず銚子の地域背景や一次産業、SDGsについて理解したうえで、実際に地域へ飛び出します。
電動自転車で町を巡り、農家での野菜収穫、漁業関係者との対話、醤油蔵やクラフトビール醸造所などの見学を行います。例えばアフロキャベツの収穫では、収穫から調理までを一気通貫で体験し、規格外野菜を価値に変える工夫や「農業×エンタメ」という新しい取り組みについて生産者から直接学びます。
体験後は、チームで調達した地域食材を使った調理や交流を行い、最後に体験から感じた地域の課題や気づき、自分たちにできることを話し合い、発表・振り返りを行います。
期待される効果
本研修は、特に「正解のない課題に対して、自ら考え、周囲と協力しながら行動できる人材の育成」に適しています。
SDGsへの理解だけでなく、主体性、課題発見力、コミュニケーション力、チームワークの向上が期待できます。また、普段接することのない生産者や地域の事業者との対話によって、自社や自分自身の仕事を別の視点から見直す機会にもなります。
資料では参加者から「普段関わらない部署のメンバーとの仲が深まった」「生産者の顔を知ることで食に対する意識が変わった」といった声も紹介され、他者への研修推奨度は100%(N=37)とされています。
主な対象者
新入社員・若手社員から中堅社員、次世代リーダーまで幅広く活用できる内容です。特に、SDGs・サステナビリティ教育、主体性・課題発見力の育成、チームビルディング、部署横断型研修、越境学習などを目的とした企業研修に適しています。








































