EL NEws
アントレ・ラボ通信
自信を生み出すものは自身の中にある
女性のためのジェンダーバイアス&自信創出研修は、いま色々な企業様で大変注目をされている研修の1つです。なぜ多くの注目を集めているのか、その理由は企業でのアンコンシャスバイアスに対する研修が拡大している一方で、そのような研修だけでは管理職に占める女性の比率向上には十分ではないと感じる企業が増えてきているからです。
多くの企業が、単に女性管理職を増やすだけでなく、誰もが活き活きと働ける職場づくりのための一歩として、こうした研修に関心を持っているのです。
最終的には、性別や人種に関わらず、多様な働き方や価値観を受け入れ、活躍できる組織を目指す意図があると考えられます。
本研修は、単なるバイアス研修にとどまらず、女性の自己成長をサポートする内容で、組織全体の活性化を目指しています。
脳科学や様々なリサーチデータをもとに、女性が持つバイアスと「自信」に焦点を当て、複数の視点から原因を紐解きながら分かりやすく解説いたします。実際に自信を創出するためのステップを体験していただき、短時間ながらも自信を高める方法やポイントを体感していただける内容となっています。
コラム執筆者
仲津 定宏
変化の時代を生き抜いていく
今回は、『変化の時代を生き抜いていく』をテーマに、自分なりに考えていることを書き綴っていきたいと思います。昨今、政治においても久しぶりに大きな変化の兆しが出ています。
またビジネスにおいても生成AI が大きな変化をもたらしつつあります。
今年は大きな変化のスタート元年になる予感がします。
そうした変化に対して、皆さんはどのように考え、そして対応しますか?
私は、基本的に変化の時はすごいチャンスでもあり、ピンチでもあると考えています。つまり変化をチャンスととらえて取り組めば、チャンスにもなりうるし、変化にきずかない、もしくは変化を避けようとすると、結果的にピンチになるうることがあると考えています。
変化に対する私のスタンスは、まずは自分、自社において根幹にあるものをあらためて確認することだと思います。
変化=なんでも変わるということでもないと思っています。変化においても、変えてはならないものもあります。例えば、企業理念や方針、自社が提供する価値は何か。その本質です。
そこは軸としてぶらさずに持ち続ける。
その上で提供できる商品やサービス、その提供方法は時代に合わせて変化していかなければならないものだと思っています。
弊社においても研修コンテンツや研修の提供方法、人財育成におけるサービスなども同様に、時代に合わせて常に変化をしないといけないのだと思います。
コラム執筆者
仲津 定宏
自分らしい働き方で、最高の成果を出す!
社員の皆さんがモチベーション高く、やりがいを持って業務にあたってほしい。そう強く願っている経営者や人事の担当者様は多くいると思います。ただ日本の従業員エンゲージメントは諸外国と比較しても決して高い数字にあるとはいえない現状があると思います。
これは、多くの従業員が、仕事に対して漠然とした不安や不満を感じながら、日々を過ごしていることを示唆しています。もしくは業務がルーティン化しすぎて、仕事の中にやりがいを見いだせていないことが要因かもしれません。
「ジョブクラフティング」は、そんな状況を打破し、従業員エンゲージメントを高める可能性を秘めた、革新的な手法です。ジョブクラフティングとは、簡単に言うと、「自分の仕事を自分らしくデザインする」ということです。
従来の働き方では、会社や上司から与えられた仕事を、指示された通りにこなすことが求められてきました。
しかし、ジョブクラフティングでは、従業員一人ひとりが主体的に自分の仕事を見つめ直し、自分の強みや価値観、周囲の期待、仕事の意義などを考慮しながら、自分らしい働き方を実現していきます。
ジョブクラフティングは、従業員エンゲージメントを高めるための強力なツールとなりえます。
なぜなら、ジョブクラフティングは、従業員一人ひとりに、自律性、有能感、関係性、意義、成長といった、エンゲージメントを高めるための重要な要素を、仕事を通して実感させることができるからです。るようになれば、自律性が高まり、仕事への意欲や責任感が向上します。
自分の強みを活かして成果を上げることができれば、有能感を感じ、仕事に対する自信や達成感を味わえます。
周囲との協力やコミュニケーションを促進することで、良好な人間関係を築くことができ、組織への帰属意識を高めることができます。
仕事の意義や目的を明確にすることで、仕事へのモチベーションを高め、貢献意欲を高めることができます。
そして、新たな挑戦やスキルアップを通して、自己成長を実感することで、仕事への意欲をさらに高めることができます。
ジョブクラフティングのエッセンスを凝縮したプログラムをご用意しています。
まず、ジョブクラフティングとは何か、その効果やメリットについて学び、基本的な知識を習得します。次に、自分自身の内面を見つめ直し、自分の強みや価値観、興味関心を分析することで、仕事への活かし方を考えていきます。そして、上司や同僚、顧客など、周囲の人の期待を分析し、自分の役割を明確化していきます。
さらに、自分の仕事が組織や社会にどのように貢献しているのか、その意義を深く考えることで、仕事に対するモチベーションを高めます。
そして最後に、研修で得た学びを活かし、具体的な行動計画を立て、ジョブクラフティングを実践していきます。
ジョブクラフティングの基本的な知識を習得できるだけでなく、自分の強みや価値観を再認識し、仕事の意義や目的を明確にすることができます。さらに、ジョブクラフティングを実践するための具体的な方法を学び、参加者同士の交流を通して、モチベーションを高めることもできます。
コラム執筆者
仲津 定宏
「違い」を理解し、助け合うことの大切さを実感する旅
『ワンダーワールドツアー』は共生社会の実現に向け、色んな特徴をもった旅行者になりきり、多様なメンバーと一緒に旅行に行きミッションを時間内にクリアするゲームです。
ゲームを通じてマイノリティの人の疑似体験ができ、互いに助け・助けられる経験ができます。またこのゲームをすることで触れ合う機会の少ない人たちと一緒に過ごす楽しさも知ることができます。
近年、ダイバーシティ&インクルージョンという言葉が頻繁に聞かれるようになりました。しかし、頭では理解できても、真に多様性を受け入れ、共生社会を実現するには、どうすれば良いのかを理解するのに苦労されている企業様は多いと思います。
そこでゲームの中で、様々なマイノリティの人になり、疑似的に体験することで、多様な視点・考えを体感しながら、同じ目標・目的に対して自然と助け・助け合う意識を醸成することができる点に特徴があると思います。
私自身も先日、とあるイベントでこのゲームを体験しました。100 歳のシニアなどの役になり、ゲームの中での制約条件に対して、お互いに助け・助け合いながら、全員でゴールを目指すことを体験することができました。
ゲーム後、他の参加者と体験を共有する中で、それぞれの感じ方の違いに驚かされた。同じ状況でも、立場が変われば見える世界は全く異なるのだ。そして、それぞれの「違い」こそが、チーム全体を成功に導くとなることに気づかされました。
ワンダーワールドツアーは、単なるゲームではない。多様性への理解を深め、共感力を育む、まさに「心の旅」なのだ。この旅を通して、私たちは「違い」を「強み」に変え、共生社会へと一歩踏み出すことができると思います。
「ワンダーワールドツアー」体験セミナーでは、多様性への理解を深め、共生社会を体感できるよう、段階的にプログラムを進めていきます。
まずは、自己紹介で参加者同士の緊張をほぐし、お互いのことを知るところから始めます。次に、共生社会とは何か、多様性とは何かについて、クイズ形式で楽しく学び、基礎知識を深めます。
専門用語や定義だけでなく、身近な事例や統計データなどを交えながら、多様性についての理解を深めていきます。クイズを通して、多様性に関する現状を理解し、社会における課題や可能性について考えていきます。
そしていよいよ、「ワンダーワールドツアー」のゲームを体験して頂きます。まずはゲームのルールを理解し、チームで協力してクリアを目指します。それぞれの旅行者の特徴や強み、さらにはゲームをクリアするための条件など、ゲームを楽しむだけでなく、ゲームの中に込められた意味や制作者の想いもお伝えします。
そしてチームごとに分かれ、ゲームスタート。どの旅行者で旅行を行うのか。それぞれの個性や強みを相互に理解したうえで、ゲームをクリアするためにチームとしての戦略を立てます。限られた時間の中で、どのように協力し、役割分担をしていくのか、コミュニケーションを図りながら計画を立てていきます。
ゲーム中は、高齢者、障害者、外国人など、様々な役割になりきり、制限された能力や感覚の中で課題をクリアしていくことになります。
これらの体験を通して、普段は意識することのない「当たり前」を見直し、多様性への理解を深めることができます。
ゲーム後は、体験を通して気づいたこと、感じたことを参加者同士で共有し、自由な意見交換を通して多様性について深く考えていきます。
「視覚障害者役を体験して、周りの人の助けがどれだけ大切かを実感した」など、具体的なエピソードを共有することで、お互いの理解を深め、多様性を受け入れる土壌を育みます。
さらに、専門家による講義で多様性理解を深め、共生社会を実現するために私たち一人ひとりにできることを考えます。このようにゲームを通じて、多様性やその受容について、頭ではなく、「心」で理解するような体験ができる内容になっております。
コラム執筆者