概要
本研修では、組織内のパワーハラスメントとセクハラに関する認識を高め、適切な対応法を習得します。経営陣の責任、メンタルヘルス予防、コミュニケーション法の紹介、グレーゾーンの理解、対処法の学習に焦点を当てています。実践演習では、パワーハラスメントの代替表現法を学びます。
研修の特徴は、メンタルヘルスとパワーハラスメントの専門知識を持ち、コーチングスキルを兼ね備えた講師による実施です。これにより、管理職が部下との関係を改善しつつ、自然にパワーハラスメント対策を行うことが可能になります。このアプローチは、管理職を萎縮させることなく、肯定的な変化を促すことを目的としています。
内容
主な講義内容:
講義では、組織のリーダーがハラスメント防止の姿勢をどう表明し、周知するかを解説します。続いて、「パワーハラスメントおよびセクハラの定義と事例」を通じて、ハラスメントの具体例とその影響、グレーゾーンの理解と対処法を学びます。パワーハラスメント撲滅のための提案事項、パワーハラスメントが起きた場合の対応法やパワーハラスメントを恐れ萎縮する管理職への対策などを講義でお話させて頂きます。
主なワーク内容:
ワークショップでは、メンタルヘルス予防に繋がるコミュニケーション法(傾聴、アサーション法)について演習やロールプレイングなどを交えながら学んで頂きます。パワーハラスメント防止のしかり方やパワーハラスメントの言葉の代替表現法など、参加者がグループに分かれて、実際にパワーハラスメントに該当する言葉や行動を代替する表現法を考えるなど、事例なども含めて参加者がグループディスカッションなどを通じて自覚し、主体的に行動変容をもたらすことも意識して研修設計を行っていきます。
時間:
時間は3時間(180分)~6時間(360分)
定員:
30名