概要
この研修は、モンゴルの伝統的住居であるゲルをチームで組み立て、解体することにより、チームビルディングの極意を体験的に学ぶものです。協力して一つの目標に向かう過程で、メンバーの特性や強みを早期に認識し、効率的な役割分担を行います。組み立てマニュアルがない中、完成図を見て組み立て方を想像する力を養い、自ら答えを見つける力を身につけます。ゲルを共に組み立てたチームは、自然と一体感を育みます。
内容
主な講義内容:
講義は、自己紹介と研修の進行方法の説明から始まります。これには、チームビルディング活動の目的と流れの概要が含まれます。その後、参加者は完成したゲルの写真を基に、組み立て方の計画を作成します。これは、チームワークと計画性を養うための初期段階であり、実際の組み立て作業に先立って行われる重要なステップです。
主なワーク内容:
ワークショップでは、実際の組み立てはフェーズごとに区切られ、各フェーズはドアと外枠の組み立て、テント内骨組みの組み立て、そしてテントの布をかぶせる作業に分かれています。各フェーズの後には振り返りと改善のためのセッションが設けられ、これによりチームは次のフェーズへのアプローチを改善します。組み立て後には、チームとしても個人としても得られた学びや気付きについてのディスカッションが行われ、日の活動を振り返ります。最後には解体作業を行い、全ての活動を終えます。これにより、参加者は協力とコミュニケーションの重要性を実体験するとともに、チームの一体感と成果に貢献する感覚を経験します。
時間:
1日(6時間(360分))~2日間(12時間(720分))
定員:
20名