𠮷田 善実
株式会社きざはし 代表取締役
𠮷田 善実
ヨシダ ヨシミ
経歴
サントリー医薬事業部からアスビオファーマの新卒採用において、募集人員割れの状態から、分社・独立というイメージダウンを乗り越え、競争率100倍以上、毎年医薬品研究職で人気No.1を維持する企業になった。また、人事制度改定を8回実施し、中でもアスビオファーマにおいて、今でいうピープルセンタードやDDOの組織・人事制度を、その概念がまだなかった2010年、時代に先駆けて構築し運用した。さらに、今でいうOKRを取り入れた目標管理制度を、また今でいうセルフ・キャリアドックをその概念がまだなかった2014年、これも時代に先駆けて構築・運用した。さらに、大学における3つのポリシーの制定を参考に、企業における3つのポリシーの制定を提唱し、2014年に他社に先駆けてアスビオファーマ人材マネジメントポリシーを制定・公表した。また、アスビオファーマのリーダーシップ開発体系、キャリア開発制度を設計し、数々の研修プログラムを自社開発し実施した。
これらの経験をもとに、現在、最先端の組織・人事コンサルタントとして活動している。また、2016年度・2017年度厚生労働省委託事業セルフ・キャリアドック導入支援事業推進委員として、セルフ・キャリアドックの考え方、内容を構築。2018年度同セルフ・キャリアドック普及拡大加速化事業アドバイザ、2023年度同中長期的なキャリア形成を支援するためのキャリアコンサルタント向け研修スーパーバイザーとして、以降セルフ・キャリアドックの企業導入など、企業領域におけるキャリアコンサルティングの第一人者としても活動している。
実績
製薬企業のアシミレーション研修(一部業務受託)、株式会社KMユナイテッドにおけるセルフ・キャリアドックの導入、大日化工株式会社におけるキャリア研修、大手製造業キャリア支援スーパービジョン、大手IT企業キャリア支援スーパービジョン
1.現在のお仕事や活動について
はじめまして。株式会社きざはし 代表取締役 吉田善実と申します。どうぞ、よろしくお願いいたします。
現在は自社を立ち上げ、企業向けに幅広い研修や組織支援を行っており、具体的には、キャリア形成、人事評価制度、リーダーシップ開発、組織開発などをテーマに、企業の成長を支援しています。
また個人向けにも、キャリア講座や面談を通じて、一人ひとりが自分らしい働き方を見つけられるようサポートしています。
2.今回のプログラムを開発したきっかけ
企業支援の中で、個人が丁寧に扱われず組織課題につながる現状を実感しました。その為、福祉領域の就労支援手法を基に、社員の特性や感情を理解できるアナログゲーム型プログラムを開発しました。
3.今回のプログラムを通じて解決したいこと、目指すこと
このプログラムを通じて私たちが目指しているのは、「一人ひとりが自分らしく力を発揮できる組織づくり」です。
多くの企業では、個人が自分の強みや役割を十分に理解できないまま、組織の中で動いていることがあります。その結果、チームの生産性が上がらなかったり、人間関係のすれ違いが生まれたりすることも少なくありません。
私たちは、このアナログゲーム型プログラムを通じて、まず自分自身の特性を“体感”として理解し、さらに仲間との違いを“楽しみながら”受け入れられるようになることを目指しています。
その積み重ねが、チーム全体の信頼関係を深め、組織全体の生産性や創造性を高めていく。そんな「個の力」と「チームの力」が共に活きる組織づくりを、私たちはこのプログラムで実現していきたいと考えています。
4.今回のプログラムの特徴は何か?
今回のプログラムの大きな特徴は、「市販のアナログゲームを活用している」という点にあります。専用の研修用ゲームを開発すると、どうしても“学び”に重点が置かれすぎて、ゲームとしての面白さが失われてしまうことがあります。しかし本プログラムでは、もともと多くの人に親しまれている市販のゲームを採用し、楽しさやワクワク感をそのまま生かしています。
その中で、参加者は自然とチームでの協力や役割分担、コミュニケーションの取り方などを体験的に学ぶことができます。また、ゲーム中の行動や判断を通して、一人ひとりの思考や感情の傾向を把握できる点も大きな魅力です。
つまり、“遊びながら学べる”だけでなく、“チームの関係性や個人の特性を見える化できる”という、アナログゲームの楽しさと人材育成の効果を両立したプログラムとなっています。
5.プログラムのこだわり
私たちのこだわりは、「知識として学ぶ」のではなく「体感として感じる」ことにあります。
楽しみながら、チームで一緒に組織の本質を体験できること。
それが、このアナログゲーム型プログラムの最大の魅力であり、私たちが大切にしている想いです。
6.購読者へのメッセージ
初めてこのプログラムを皆さまにご紹介できることを、大変うれしく思っています。
私たちは、このアナログゲームを通じて、組織をもっと明るく、楽しく、そして成果の出るチームへと導いていきたいと考えています。
もし少しでも「これだ」と感じていただけたら、ぜひ一度体験してみてください。