菅野 弘達
株式会社ハイパーメディアマーケティング 代表取締役
菅野 弘達
Hiromichi Kanno
経歴
1957 年、昭和 32 年酉年 東京の下町、両国生まれ。多摩大学大学院 経営情報学研究科 修士課程修了 MBA社会情報大学院大学 先端教育研究所 実務教員養成課程修了。1979年、(株)富士銀コンピュータサービス(現みずほ銀行関連会社)に入社。その後、ソフトバンク孫正義代表が創設した(社)日本パーソナル コンピュータソフトウェア協会に移籍。黎明期のパソコン業界にて、創業期のビル・ゲイツ、 スティーブ・ジョブズ、マイケル・デルなど世界的 IT起業家とも協会業務を通じて親交を持つ。
2012年、新進起業家 マーク・ザッカーバーグが「よりオープンに繋がる世界を創る」の宣言に感銘! SNS時代の到来を予感して独立、(株)ソーシャルメディアマーケティグを設立。「日本の集客構造を変える」を理念に掲げ、“Facebook集客実践会”を主宰し「集客・売上向上のSNS投稿必勝パターン」を構築する。その必勝パターンを用いてコンサルティング・研修を行った企業は380社を超える。2024年、AI、ショート動画、SNSを使った集客、販促、採用のコンサルティングを行う(株)ハイパーメディアマーケティング ®に社名を変更。また講演家としても商工会議所、法人会、業界団体、大手企業など全国に1万人以上の受講者がいる。
流通経済大学 客員講師、日本ダイレクトマーケティング学会会員、エキスパートバンク登録専門家(千葉県、茨城県商工会連合会)
実績
な講義、講演実績
【商工会議所・商工会】
東京商工会議所板橋支部、鳥栖商工会議所、秦野商工会議所、新潟商工会議所、阿波池田商工会議所、山形県商工会議所、備中西商工会、石川県商店街振興組合連合会、徳島商工会議所、土浦市新治商工会、三条商工会議所、福島商工会議所、横浜商工会議所、茨城県中小企業団体中央会、茂原商工会議所、橿原商工会議所、小野商工会議所、小山商工会議所、諫早商工会議所、四国中央商工会議所、大分商工会議所、駒ケ根商工会議所、木更津商工会議所、常滑商工会議所、小津戸商工会、別府商工会議所など
【業界団体】
東京都印刷業工業組合板橋支部、日本ヘアデザイン協会、日本地域広告会社協会など
【教育機関】
大妻女子大学大妻マネジメントアカデミー、明治大学政治経済学部、青山学院大学総合文化政策学部
[特別研究員]、流通経済大学[客員講師]
【公的機関】
宮崎県物産貿易振興センター、横田富佐子総合美容文化会、コンファレンスビジネス研究会、太平洋電気通信協議会、千葉県起業家交流会、千葉県柔道整骨院勉強会
主なコンサルティング、研修実績
テンポスバスターズ、家庭教師のトライ、日本プラスター株式会社、アサヒアレックスホールディングス、株式会社カーベル、ライトウェイプロダクツジャパン、G-FACTORY、Innova Global、司法書士法人コスモ、税理士法人イデアコンサルティング、ジブラルタ生命保険など
1. 現在のお仕事や活動について
はじめまして。株式会社ハイパーメディアマーケティング 代表取締役 菅野弘達と申します。 1年前までは「ソーシャルメディアマーケティング」という社名でしたが、AIの進化に合わせて変更いたしました。現在はAI、ショート動画、SNSを活用したハイパーメディアによる集客、販促、採用のコンサルティングを行っております。
2. 今回のプログラムを開発したきっかけ
少し前まではChatGPTやCopilot、Geminiといった生成AI自体の活用法セミナーが中心でした。 しかし現在は「生成AIを使って何かをする」実践フェーズに移行しています。その中で特に需要が多い採用分野に着目し、「AI×採用」プログラムを開発いたしました。
3. プログラムを通じて解決したいこと、目指すこと
現在、日本では業種を問わず採用広告を出しても応募が来ないという課題があります。 高額な採用広告費を投じても、条件面で比較されて効果が出ません。AIを活用した広告コピーやSNS投稿、求人文章で他社との差別化を実現し、応募につながる採用活動を支援しています。
4. 今回のプログラムの特徴
AIの使い方に慣れていない方のため、基本的な使い方やプロンプトの書き方から丁寧に解説しています。 広告のキャッチコピー、SNSでの投稿テーマなど、具体的な事例を交えながら実践的に学べる構成です。単なる操作説明ではなく、実務で使える内容を重視しています。
5. プログラムのこだわり
それぞれの用途に応じたプロンプトの書き方まで細かく指導している点が特徴です。 「どう使うか」だけでなく「どう書けば望む結果が得られるか」まで踏み込んでお伝えしています。プロンプトの質が、AIの回答の質を大きく左右するからです。
6. IT業界での長年の経験から見た最近のトレンド
パソコンの黎明期からインターネット、ソーシャルメディア、AIという流れを見てきました。 ChatGPT公開から3年目を迎え、2026年には「AIエージェント」の時代に突入します。大企業と中小企業のAI活用格差が広がる可能性があるため、中小企業向けのAIエージェント活用法を提案していきたいと考えています。
7. 大企業と中小企業のAI活用の違い
AIエージェント導入には高額な費用がかかります。 大企業は一つのエージェントで複数機能を統合できますが、中小企業は費用面から用途別にエージェントが分散してしまいます。そうした分散したエージェントを効率的に連携させるアドバイスを提供していきたいと思っています。
8. 日本と海外のAI活用格差について
日本ではAIをきちんと学べる場所がまだ不足しています。 多くの企業がAIを使ってはいるものの、プロンプトの書き方を理解していないため、「この程度か」と諦めてしまっています。欧米企業との差は、この使いこなしのレベルにあると感じています。
9. 今後の事業展開について
2024年に「AIコーチ」というサービスを開始しました。 AIは進化が速く、従来の研修では追いつけません。そこで企業と1〜2年の長期契約を結び、AIの進歩に合わせて継続的にサポートする形を取っています。これが今後の主軸サービスになると考えています。
10. 購読者へのメッセージ
生成AIは質問すれば答えてくれますが、質問内容の熟成度によって回答の質が大きく変わります。 単にAIを使うのではなく、プロンプトの書き方を学ぶことが重要です。来年「プロンプトの書き方講座」をスタート予定ですので、ぜひ実務で成果を出せるAI活用を実現していただければと思います。


