横内 浩樹
一般社団法人 心理的安全性アンバサダー協会 代表理事
横内 浩樹
Hiroki Yokouchi
経歴
観音寺第一高等学校卒業、成蹊大学中退、日活芸術学院俳優科出身、2002年よりインプロジャパンにて、インプロを始める。インプロヴァイザー(即興演劇役者)として数々のインプロショーに出演。インプロを応用した企業研修やコミュニケーションワークショップにも従事、企業研修ではインプロ(即興演劇、即興コメディ)を応用した積極的傾聴研修、協調的コミュニケーション研修などが好評。数百とあるインプロのエクササイズ、精神、技術を様々な分野に応用するためのコンルタント。
〈出演メディア〉2014年 報道2001 ビジネスリアクション研修
〈出版物〉2019年11月『たった1枚の上で意思決定できてしまうブレイン・コネクト』
実績
アデコ株式会社、富士電機株式会社、サブスク株式会社
現在のお仕事や活動について教えていただけますでしょうか?
日本即興コメディ協会は、インプロやユーモア・スキルの教育手法や研究結果を応用し、企業や教育現場に向けた研修やトレーニング事業を通して、社会に貢献する非営利団体です。心理的安全性の研修やワークショップのほか、組織内で心理的安全性を広めてくれるアンバサダーの育成などを行っております。
元々は自分も10 年ほど役者をしていて、理事をしている加古と出会い、企業向けにインプロを使ったエクササイズを行うようになりました。
今回のプログラムを開発したきっかけを教えていただけますでしょうか?
2017 年に今回のワークショップを始めました。インプロで行っている役者向けのエクササイズが、チームのコミュニケーションを考えるうえでも学ぶことが多く、即興劇を作り上げていく上でチームの心理的安全性は欠かせないものだと考えたからです。
インプロゲームは、応用しやすいルールがあり、チーム全体のコミュニケーションを体感的に学べるものになっています。
チームに心理的安全性とは何かを浸透させるのにきっと役立つと思い、このプログラムを開発しました。
今回のプログラムを通じて解決したいこと、目指すことは何ですか?
業務の中でもちょっとした失敗を許しやすい環境を作りたいと考えています。そのような環境があれば、早めに失敗を共有し合うことができるようになります。早めにそうした失敗を共有していたら、大きな問題にならないミスが世の中に多くあると思います。
新しい事にチャレンジしたり、改善したり、デザイン思考、DX など、これからの時代はリーダーが全てを見通すことは難しい時代です。
そうした時代に、組織全体で協力し合える環境を作りたいと考えております。
今回のプログラムの特徴は何ですか?
特徴は2 つあります。
1 つ目は、体験的に学ぶことができるという点です。
1つのエクササイズにいくつもの技術やエッセンスが入っているので仕事に応用しやすいように仕上がっています。
2 つ目は、インプロやコメディの要素を取り入れているため、最後まで楽しみながら参加できる研修になっています。受講者を飽きさせることはないという自信があります。
プログラムの中でもこだわりはございますでしょうか?
最初は肯定的に受け入れる環境を作り、そこから対話ができるようにして、最後は共創しながら問題解決できるようにプログラムを構成するようにしています。
最後にアントレ・ラボ通信をご覧になっている方にメッセージをお願い致します。
心理的安全性について最近よく耳にするようになったのではないでしょうか。ただし、具体的で実践的な心理的安全性の醸成手法についてはまだまだ語られていません。
私たちが提供するプログラムは楽しみながら体験でき、また日常で応用しやすくチームの中に心理的安全性を落とし込むのに最適です。